記事一覧

シギ君を偲んで19【最期の4か月】

丸沼高原へ出かけた2015年10月の終わりごろ、左太ももにできたふくらみが500円玉ぐらいになった。
診察の結果腫瘍であることが分かり、2軒目の病院で手術のためのレントゲンで肺にも転移していることが判明。
シギ君の年齢もあり、手術をしないことにしたけれど、検査でいじったためか、急速に大きくなっていった。

12月になると、ソフトボールぐらいに大きくなった腫瘍。
年が明けると噴火口ができるみたいに破裂した。
おかあさん特製のカバーを付けて暮らす毎日になった。

ファイル 698-1.jpg

雨に当たって患部がぐちゃぐちゃになってはいけないと、これもおかあさん特製の超撥水レインコートも。でもこのコートは2回ぐらいしか着ないで終わってしまった。

ファイル 698-2.jpg

破裂した患部は毎日朝晩、日によっては朝昼晩と一日2・3回手当をしなければならない。
シギ君はよく理解していて、こうして椅子の上でじっと終わるのを待っていてくれた。

ファイル 698-3.jpg

一生を私たちと暮らしたシギ君は、我が家が大好きでした。
雷や花火に地震、臆病者だったシギ君にはこんなことがありました。
雷雨がすごかったある日、雷が収まってきたので、散歩に出たところに雷鳴がとどろき、シギ君は一目散に家に駆け戻りました。
我が家こそ最高の場所だったようで、それ以上はなかったようです。

ファイル 698-4.jpg

ファイル 698-5.jpg

シギ君、13年5か月の楽しい毎日毎日をありがとう。

ファイル 698-6.jpg

シギ君を偲んで18【最後の丸沼高原】

2015年10月に行ったのが丸沼高原の最後になりました。
例によって、ビビりまくりでゴンドラで頂上へ上がり絶景を楽しみました。

ファイル 697-1.jpg

天空の足湯もおなじみです。
みんなの笑顔がシギ君に向けられます。

ファイル 697-2.jpg

去年は天空の温泉を美味しく飲みました。
何度も来ているのにここの温泉を飲んだのは初めてでした。

ファイル 697-3.jpg

隣りで入っていたおじさんに甘えていっぱいよいこをしてもらいました。
シギ君にはみんなを幸せにする不思議な魅力がありました。

ファイル 697-4.jpg

はるか彼方まで見渡せる絶景はシギ君の記憶にもしっかり焼き付いたと思います。
「天空の足湯」の隣にある二荒山神社にもお参りして丸沼高原をあとにしました。
このときは、まさかこれが最後の丸沼高原になるとは思いもしませんでした。

ファイル 697-5.jpg

やっと体調回復!

今日は朝から調子が悪く、よだれが出ちゃって、静か~にして一日過ごしました。
夜になって体調が回復したので、
いっぱい水を飲んで、
ご飯を食べて、
ウンチもしたし、
おしっこは2回も出た。
お天気悪いと、みまりも調子悪いんだよね。
(み)

ファイル 112-1.jpg

シギ君を偲んで17【みまりちゃんとの生活】

昨年の関東・東北豪雨のさなかに保護され、9月10日我が家にやってきたみまりちゃん。
子猫ということもあってか、シギ君にも全く動じませんでした。

シギ君もマイペースなみまりちゃんが気になってしようがない。

ファイル 696-1.jpg

気になって、気になって、

ファイル 696-2.jpg

追い掛け回していました。

ファイル 696-3.jpg

自分では追い掛け回すくせに、みまりちゃんから近づいてこられると嫌なんですね。
逃げ出していました。

ファイル 696-4.jpg

結構気に入っていて、ちょっかいを出されなければ、仲良くしていました。

ファイル 696-5.jpg

寒い時は結構くっついていて、一緒の生活を楽しんでいたようです。
ペット仲間と同居の生活はしりゅう君とお別れして以来で、互いに刺激しあう生活を懐かしんでいたのかもしれません。

ファイル 696-6.jpg

シギ君を偲んで16【雨でも楽しい】

2014年には教室で日中の大半を過ごすようになったシギ君。
いつもいつもテーブルの下に潜りこんでいました。

ファイル 695-1.jpg

この年も恒例になった丸沼高原へのドライブに出かけました。
いつものように窓から顔を出し、周りの笑顔を誘いました。

ファイル 695-2.jpg

中禅寺湖畔を過ぎるころから雨が降り出し、丸沼に着いたときにはすぐ目前まで雲が垂れ込め、本格的な雨降りになっていました。

ファイル 695-3.jpg

でも、シギ君にとっては雨が降っていても、とにかくドライブが楽しい。車に乗っているときが最高に幸せな時間なのです。
存分にドライブを楽しんだ一日でした。

ファイル 695-4.jpg